誰が動けば株価が変動する?

前節では個人投資家の大規模投資により、流動株の少ない銘柄の株価はコントロールされうるという話をさせていただきましたが、これが大企業の株ともなるとそのようなことは起こりえません。

なぜなら大企業には個人投資家のほかに、機関投資家と呼ばれる金融機関が出資している場合がほとんどであり、個人投資家と機関投資家とでは資金力が桁違いです。そのためこういった銘柄のトレードを行う際は、この機関投資家がどのような動きをとってくるかを把握・あるいは予想することが重要になってきます。そういった情報は夜間のニュースや経済新聞からも得ることはできますし、予想するとなれば日経平均株価やチャートの動き、さらに国際銘柄なら為替相場にも注目する必要も出てきますね。

加えて、前述の機関投資家とは何も日本の金融機関に限った話ではありません。海外の投資家も当然日本株に投資している場合は多くあり、週末や祝日に東京株式市場が閉まっている間にも海外のニューヨーク市場などでは保有銘柄の取引がされている場合があります。そのため週明けの株価の動きを予想する場合には、海外の市場において海外の機関投資家がどのような動きをとっているのかということも十分にチェックしておかなくてはなりません。